みなさんこんにちは、retroidです。前回に引き続いて今回も目標設定の方法について書いていきたいと思います。
前回の復習
前回の復習です。
- アウトプットに目標を設定する
- 週単位、あるいは日単位で達成できる小目標を設定する
- 回答率、制限時間など、客観的かつ具体的な目標を設定する
重要なのはこの3点です。今回は小目標の設定のコツについて述べたいと思います。
小目標の設定は”なだらかに”しよう
計画を立てる、目標を立てるということは、皆さん誰しも経験あると思います。しかし、「目標設定をしたんだけど、大抵達成できないんだよね」なんて方が多いのではないでしょうか?僕も経験あります。特に中学校、高校の1−2年位のころまでは10個目標を立てたとすれば、達成できるのは2−3個でした。自己分析してみた結果、その原因は大きく分けて2つあることがわかりました。
小目標一つひとつが大きすぎる
小目標なのにでかすぎるというのは問題です。なぜなら、小目標設定の狙いは、ひとつひとつの目標を小さくすることにより、無理なく最終目標を達成する、という部分にあるからです。小目標が達成しづらい位出かければ、それは「小目標」ではなく普通の目標です。
階段にたとえて説明します。階段は1段1段が登りやすいからこそ、それを積み重ねることで高いところまで移動できるわけです。
この1段が仮に登れる限界、あるいは手とかを使ってギリギリ登れるか否かだったら、数段は登れるかもしれませんが、遅かれ早かれ疲れて、本来自分の到達したい高さには登れないはずです。目標も同じです。
哲学者のデカルトは「困難は分割せよ」という有名な言葉を残しました。目標も細かく「小目標」に分割してやることで上手く行くでしょう。
小目標の達成期間が短すぎる
目標達成時間が短すぎるのもさっきと同じことが起こります。図にするとこんな感じです。
図が下手だという意見は受け付けません。僕の美術の成績はどんなに頑張っても4でした(最高5に対して)。僕の限界です(笑)
適切な小目標の大きさと、適切な小目標達成期間がポイントだと考えています。
医学部学士編入の際の小目標
実際にretroidが医学部学士編入の際に設定していた目標の立て方について説明します。なお、適切な目標の立て方はその人の得意分野や能力によって変わってくるので、これを真似しても結果が出るとは限りません。
例えば文系出身者の方にとって僕の小目標の立て方はちょっとキツイかな?と思います。そのへんを考慮して読んでいただけれると幸いです。
僕は主に生命科学系の勉強を中心として編入の学習計画を組んでいました。
大学レベルの生命科学分野の勉強に入る前に、まず高校レベルの生命科学の能力について「センター試験の市販されている模試(生物)を数回分解いて」確かめました。もちろん、模試形式の問題集に取り組む前に、高校生物の参考書を数回見直しました。
なぜセンターの試験の問題集をチョイスしたかというと、
- 高校レベルの生物の基礎が網羅されているから
- 医学部学士編入試験に合格できなかった場合、一般試験を受ける可能性があったから
- 当時受け持っていた家庭教師の教え子へ教える時の役に立つと思ったから
の3点が理由です。
この時の小目標は「センターの問題週(模試形式)で平均8割を超えればOK」です。結果、8割を超えていたので、大学レベルの生命科学分野の問題に着手しました。
前の記事でも紹介したかもしれませんが、僕が生命科学対策として使った問題集は主に
医学部編入への 生命科学演習 (KS生命科学専門書)
Essential細胞生物学(原書第3版)←現在は第4版が発売されています。
です。これに加えて、学士編入の受験校に合わせて問題集を追加していきました。
これらの参考書の参考書の小目標をどう設定したかどうかについては、後の記事で詳しく解説したいと思います。
記事が長くなってきたので、今日はこのへんで失礼します。最後までお付き合いありがとうございました(^.^)/~~~