【書評】シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント を読んでみた

本の選び方と背景

今回はシリコンバレーの最も重要な思想家であるナバル・ラヴィカント氏の著書について解説します。この本を手にした理由は、YouTubeでも有名になったリベラルアーツ大学の両学長推薦の帯が巻かれていたからです。それに興味を持って手に取りました。

意外とハマった

どのような内容かなと思って読んだら、意外とハマって最後まで読み通しました。私がこのような本を最後まで読み通すことは非常に珍しく、特に自己啓発本では自己語りが多く再現性がないため、途中で冷めてしまうことがよくあります。しかし、この本では著者の文章に自己啓発本にありがちな「おごり」を感じませんでした。そのため、最後まで読み通すことができました。

自分をプロダクト化するアイデア

特に印象に残っているのは、「自分をプロダクト化せよ」という最初の文章です。つまり、自分らしい何かを見つけ、それをどうにかして複製し、マネタイズせよということだと思います。ユーチューバーを例に上げると、彼らは自分らしい動画を作り、それをYou Tubeで多数の人々に配信しています。ブログも似たようなものですね。

この本では、複製手段として人、金、コード、メディアが挙げられています。それぞれの手段にはメリット・デメリットがあります。現段階では、私は人を雇う余裕がないため、今後はとりあえずコードとメディアを駆使して自分をプロダクト化してみようと考えています。

難しいが重要な分野の見つけ方

著書では、「自分にしかできないことを見つけなさい」と述べられていますが、これは普通の人にとっては非常に難しいことだと思います。だからこそ、様々な経験を積んで、自分の得意なことや苦手なことを身をもって知り、その過程で見つけ出していく必要があります。将来的には様々な分野でAIが活用されると予測されるため、自分らしさに加え、他者だけでなくAIにも取って代われない特異なポイントを見つけることが重要だと感じています。個人的には、AIを用いてスケールしやすい分野で他者に取って代わられない独自性を見出すことがポイントだと考えています。

終わりに

まだまだ魅力的な文章が多数書かれているのですが、全部紹介してしまうとキリがないのでこれくらいにしておきます。もし気になった方は下のリンクから購入を検討してみてください。それでは。

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