医学部編入体験シリーズ3〜編入のデメリット〜

こんにちは、retroidです。久しぶりに編入シリーズについて書いてみようと思います。

今回は「編入のデメリット」についてです。以前「編入のメリット」について書きましたが、当然編入ではデメリットも多いわけです。編入で医学部へ入った私が言うのも何ですが(汗)その辺について詳しく話します。

テスト内容が学校ごとにバラバラ

編入は基本的に複数の大学を1年間に渡って受けます。一般入試だと多くても前期と後期の2つだけですが、編入の場合は何個でも受けられます。これはメリットでも有るのですが、一方でそれぞれの大学のテストに対してそれぞれ勉強対策を行わなければならないというデメリットもあります。しかも、大学の一般入試と違って文科省から学習指導要領という枠が定められておりません。つまり、どこから出題しても良いわけです。もちろん「生命科学」というテスト科目で「数学」が出る、なんてことは無いと思いますが(笑)ただ、例えば「生命科学」と一口に行っても、分子生物学、細胞生物学、免疫学、発生学等全部内包しているわけです。ヒジョーに広い分野に対して対策を行わなければならないので結構キツイです。一応編入でここは抑えておかなければならない!ってところは本に書かれてたりするのですが、それでも範囲が膨大ですし、それぞれの学校によって問われやすい内容が全く違います。この辺が医学部学士編入の難しいところです。

お金が高い、交通費、宿泊費がかさむ

学士編入試験の受験料は、1校あたり3万円です。複数校受けるとなると、その数だけ掛け算しなければなりません。しかも、自宅から離れたところを受けると、その分だけ交通費と宿泊費がかさみます。仮に学士編入試験の1次試験を通っても、2次試験でまた交通費と宿泊費がかかるわけです。私はラッキーなことに2校目で受かったのであんまりかかんなかった方ですが、同級生には「二年間にわたって十数校受験した」なんて人はザラにいます。受験に挑戦する前に、少なくとも

・どこの大学の学士編入試験を受験したいのか?

・何校受けるのか?

・それぞれの大学を受験するのにかかる交通費と宿泊費

は計算しておくことをおすすめします。

「運」がでかい(と思う)

これかなり重要です。結局「運」の影響を強く受けるのが編入試験の大きな特徴だと思います。例えば「面接」。一般入試に比べて面接の比重の高いところが多いように感じます。面接の比重が高いところが多いので、ここを切り抜けられないと編入試験はかなり厳しいといえるでしょう。面接の部屋が複数ある場合、面接官の先生によって好きな受験生のタイプとかも違いますし、そんなところも「運」ですね。

また、さっき書いたことと若干かぶるのですが、テストで出題される分野があまりにも広いので、自分の得意分野が出るか否かで取れる点数が全く変わってくる、というところも「運」といえます。

もちろん、受験したところからほとんど「合格」を貰えるようなごく一握りの強者も存在しますが、まーそのような人は多分このブログを見ていないと思います(笑)

いかがだったでしょうか?「費用がかさむ」上に「運」要素が強いってのは、冷静に考えるとキツイですよね(汗)。。。僕よく受験したな(笑)

勉強したことが報われやすいのは一般入試の方だと思います。あと面接苦手な人も一般入試のほうが良いでしょう。

よくよくメリットとデメリットを天秤にかけ、悔いのない選択をしていただけたら、と思います😃それでは今日はこのへんで👋

 

 

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