医学部編入体験シリーズ2〜編入のメリット〜

どうもretroidです。なんだかんだ書きやすいので編入について前回に引き続いて書いてみたいと思います。今回は【編入のメリット】についてです。

簡単にいえば、 【3つのムダ】がなくなります 。もうちょっと具体的に言うと、お金と時間、勉強した事をムダにしなくて済みます。ココらへんを詳しく見ていきましょう。

時間のムダが無くなる

clock-1274699_1280

前回の記事にも書い通り、編入は2年次、あるいは3年次から入学となります。日本の医学部は6年教育ですので、2年生から編入なら5年間、3年生から編入すれば4年間で卒業できます(もちろん留年しなければの話ですが…(;・∀・))。まあ、2年次後期入学とかもあるので、その場合は4年間と半分って感じなんですけど、そこらへんは自分で調べてみてください。再受験生を除けば、一般入学した人に比べて年上であるのが普通ですから、特に時間の節約になる、というのは大きいのではないでしょうか?

お金のムダが無くなる

purse-1359848_1280

 国立大学の授業料は年間54万円 です。仮に2年生から編入したとすると、1年分のお金が浮くので、住居費込で月10万と計算しても、 10×12+54=174万円 違います。結構な違いですよね。奨学金を貰わず、稼いだお金で4年あるいは5年間をのり切ろう、と考えている人にとってはばかにならない金額なのではないでしょうか?

無事に国家試験を通り、晴れて医者になることができれば、奨学金等は問題なく返せるそうです。これは、僕が所属している大学出身の研修医の方とか、前の大学の研修医の方、研修医を終えた方からも聞いているので、信ぴょう性は高いと思います。まああくまでも国立の話であって、私立ではわかりませんけどね(汗)家何軒立つんじゃい!って金額ですからね(笑)

僕が医学部受験を考えた時、再受験と編入、ともに検討していましたけど、その中に「私大」という選択肢は端からありませんでした。
まあ、友人曰く、「私大は私大のブランドがあるので、将来的にペイするって考え方もある」らしいです。僕はそんな賭け出来ませんでしたが…親が開業医とかそういう場合はアリかもしれませんけどねーウチは普通のサラリーマン家庭ですからねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

勉強した事がムダにならない

phone-1052023_1280

僕が編入してすぐに学習した科目は、生理学、生化学、解剖学です。解剖学は真新しい教科でしたが、生化学や生理学については、編入に向けて勉強したことが役に立ちました。編入で求められるのは、大学教養レベルか少し上にの生命科学(大学によっては必要ないところも有るかもしれませんが、大体の大学では必要だと思います。)です。 まっさらな状態から勉強したわけではないので、勉強したことのない人に比べてアドバンテージになった と思います。

再受験でもう一度大学入試の勉強をすることが全くのムダと言っているわけではないのですが、教養科目を終え、専門科目で役に立つかと言えばそうでもありません(^_^;)ただ、受験勉強で生物・化学で受験した人と物理・化学で受験した人を比べてみると、感覚的に生物・化学で受験した人のほうが楽に勉強できてますね。僕の友人達も、物理選択の人は結構苦労していました。

医学部の専門科目で習うのは、生物学をより高度に医療的にしたものなので、当然と言っちゃ当然なんですけどね。(あ、でもどちらかというと暗記系の科目が弱い人はキツイって感じかもです)先輩も言っていましたが、物理はほとんど医学部では使いません。もちろん、生理学とかで原理を理解したりするときは役に立ちますけど、基本的には高校生物の超上位互換の暗記をひたすらにやっていくって感じですので、物理の貢献度は低いと感じました。

以上、編入のメリットを3つ書きました。もちろん、【光有るところには影がある】では無いですけど、 医学部の編入学にはデメリットもあります 。この辺については後々書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは今日はこの辺でノシ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です